宇宙への入り口 カラ・パタール Kala Patthar ネパール 2010年 12月

これまで絶景と言える場所は数観てきたが、この地域は何度訪れても表現できる言葉が見出せない。
このような言い方が許されるならば、ここは地球にあって地球ではない。頭上は空ではなく宇宙だ。

サトイモの類ってどのくらいの高さまで分布しているんやろ??
このグループを趣味にしていれば、誰しも一度は考えたことがあるんじゃないでしょうか?
私はあれこれ難しく考えられない性格なので取りあえず高い所から探してみる事にしました。
と、言う事で前の続き。
の、前に、

シダ類ってどのくらいの高さまで分布しているんやろ?? いきなり目的が変わっとるやんけ!
着生シダを探してローツェ南壁に取り付きました。 ここなら標高差も一目瞭然です。 あの〜 こう見えても一応探したんですよ。
でも、シダ類を探してたら、頭上であの音が聞こえてきやがった。心臓が一発ゴクン!と飛び上がる。
アカン!来るぞ!!! ドカーン!! ゾゴゴゴォー〜〜〜
〜中略〜
まあ、とにかく右側の景色が少々変わっただけと言う事で許してもらいました。日頃の行いが良い証拠です。
それでも余波くらってシロクマさん状態。このまま冷凍標本になるのも芸が無いので、もう少し芸を磨くために下山することにしました。
第2波は俺ん所かな? ま〜た、そんなくだらん事考えるから意思に反して心臓がエイトビートで踊り出す。
ここは軽快かつパワフルにレゲエビートで行きましょう〜。
そんでシダはどうしたの? いやその、頂上まで見た訳じゃないけど、やっぱ無いと思います。
因みにこの部分は恥かしいので期間限定掲載ですよ。
良い子の皆さんはマネしないでね。


ナムチェから歩いてくると川が見えてきます。サトイモあるかなぁ〜 
恥かしがり屋さんなので後ろ姿で失礼します。


おやおや〜 良さそうな細流に探してくれと言わんばかりの場所がありましたよ〜
早速サトイモを探してたら、後ろから「何探してんだい?」と外国人パーティーからラブコールが・・・
すかさず、サット イィ〜モォ!と超正式学術名称で答える私。アロイ・・・ぃ・・・
ここで下手に正式学術名称なんぞを使えば、「このアジア人は高山病で頭がイカれた・・・」と思われかねない。
ここはひとつ大人の対応で乗り切ろう。
それにしてもサトイモ類があれへんやんけ。アグラオネマも、クリプトも、スキス・・なんとかちゅう舌噛みそうなヤツも全然あれへん。
もちろんベタもおれへん。もっと上流へ行ってみよう。


おお〜 ジャングルに囲まれたブラックウォーターのピートスワンプが2つも!これは期待できます!


それはさて置き、更に上流を目指します。 どうでもええけど、せっかくの写真にホコリがへばり付いとるやんけ。 
う〜ん、こっから先は川は川でも氷河となっておりまして、少々難しい条件です。
が、火も水の如し!との言葉もあります。ここはひとつ「氷も水の如し」で頑張りましょう。漢字で書けば棒が1本多いだけです。
水温は・・・あれっ? 1℃?・・・ふざけた数値を示していますねぇ。
通常このような環境では25℃前後を示すのですが、肝心な時に水温計が壊れてしまいました、これは痛いです。
さあ気を取り直してサトイモを探しましょう〜


ありませんでした・・・・。
マジメな話、氷河を覗きこむのは自殺行為なのでお勧めできません。
以前、南米のとある氷河を歩いている時に滑った経験があるのですが、精神力が試されます。
公園の滑り台とは訳が違って、クレバスにホールイン ワンしたら大変ですからね。
そんなマジメな話をしてもサトイモが無かった事はごまかせない。
有ればロカリティ名は、“宇宙に一番近い川”にしたかったのになぁ〜。
で、この話のオチはどうすんだよ!って、なるんだけど、ナムチェ バザールのバザールでタロイモでも買って、「見つけたぞぉ〜」・・・・自粛しよう。

え〜っと、懲りずにこっちの高い山には行かず、あっちのローツェ山に岩盤着生しているであろうシダ類を探して取り付きました。
またこうやって引っぱっといてオチもねぇのか!と言われそう・・・。
ある程度の標高に来れば回収できない酸素ボンベが多数放置されています。
私はあくまで無酸素・単独に拘っていますが(カネがねぇんだよ〜)、常に極限状態にある場所ですから何も論じるつもりはありません。
やはり生きて帰る事が最優先です。また、志し半ばにして今もそこに居る彼らにも出会います。
どんなに疲れていても黙祷を欠かしたことはありません。悪りぃけど先に行かせてもらうよ!一緒に来るかい?

で、サトイモはいったいどこら辺から生えているんでしょうか?
今度は低い所から探してみようか?マリアナ海溝のビチアス海淵なんて如何?
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2010年12月 ナムチェバザール Namche Bazaar 時の過ぎるのは早いですね、ちょうど1年前になります。
だいぶ手前の町からテクテク歩いて、約20年ぶりに来ました。
ここまで来るのに歩く以外に方法が無いのに、この街並みは凄いよね。物資は馬に乗せて運んで来るんだよ。
20年も経てば・・・ インターネット屋も普通にあった。驚くのはよそう。
昔泊まった宿は何処やったかなぁ〜 わかりませんでした。


こんな感じでお馬さんが運びます。ポッコ、ポッコ・・・。

ナムチェのサンポチェの丘に登ると景色が良い。

さすがに頂上まで登る必要は無いので、取りあえずこれまた20年ぶりにあの山のベースキャンプまで行きます。
運動不足を解消しよう!あのテント村は私の趣向じゃなんだけどなぁ〜 サトイモあるかな?
どうでもええけど寒いがな。何とかならんのかこの寒さ・・・ 無理です!